狸穴の夢 ご隠居は福の神5

二見時代小説文庫

井川 香四郎 / 安里 英晴

2021年2月26日

二見書房

723円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

神出鬼没の超人隠居と正義漢の貧乏旗本はも皆の心に花を咲かせる 私にも別の生き方がある!? 千晶は診療所に住み込みで働く産婆と骨接ぎ師だが、自分だけがいない別世界に、ある日突然、迷い込んで……。 「いいんだよ、その爺さんは…強靭で武芸百般…ほっといても大丈夫」 と町方同心からいわれる吉右衛門だったが、本当に腰を痛め診療所に担ぎ込まれる。 そこに意識も朦朧とした老人が運ばれてくる。 医師の竹下はその顔を見て、老人に助けられた遠い記憶を蘇らせる。 貧乏旗本の高山和馬とスーパー居候の吉右衛門、二人のお節介虫が騒ぎはじめ、語らぬ老人の過去を探ると…。 ◆ 著者について 井川香四郎 いかわ・こうしろう 1957年、愛媛県生まれ。主なシリーズに「とっくり官兵衛酔夢剣」「蔦屋でござる」(二見時代小説文庫)、 「くらがり同心裁許帳」「ふろしき同心御用帳」「おっとり聖四郎事件控」「うだつ屋智右衛門縁起帳」(光文社文庫)、 「暴れ旗本八代目」「洗い屋十兵衛影裁き」(徳間文庫)、「梟与力吟味帳」「飯盛り侍」「御三家が斬る!」(講談社文庫)、 「樽屋三四郎言上帳」「寅右衛門どの江戸日記」(文春文庫)、「船手奉行うたかた日記」(幻冬舎文庫)、 「金四郎はぐれ行状記」(双葉文庫)、「かもねぎ神主禊ぎ帳」「暴れん坊将軍」(角川文庫)、 「刀剣目利き・神楽坂咲花堂」「幕末繁盛記・てっぺん」(祥伝社文庫)、 「もんなか紋三捕物帳」(徳間文庫、双葉文庫、実業之日本社文庫、光文社文庫)など多数。 他に、『別子太平記』『島津三国志』(徳間書店)がある。

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