白衣乱れて 深夜の研究センター

二見文庫 官能シリーズ

睦月 影郎

2022年1月26日

二見書房

891円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

50年後の自分から「若い頃にもっと女性との思い出を作れ」という指令がきたら──? 超人気作家による書下し官能エンタメ!! 宇宙センター勤務の影郎は、30歳になったばかり。 センターの今日香博士に手ほどきを受け、その娘の亜梨沙と恋仲になるのが夢だった。 ある日テレビから、50年後、すなわち80歳の影郎の声が。 「マリーというアンドロイドをそっち(現在)に送るからいい思い出を作れ」と。 すぐに現れたマリーの協力でさまざまな女性と……。 人気作家の書下し痛快官能! 第 1 章 未来から来た乙女 …… 7 第 2 章 豊満な腰の感触 …… 48 第 3 章 桃の匂いの吐息 …… 89 第 4 章 不思議大好き才女 …… 130 第 5 章 変身リクエスト …… 171 第 6 章 淫らな同性いじめ …… 212 「ええ、何、焦らさずに教えて」 「実は、毎晩寝しなに二回か三回抜いてるものですから……」  顔から火が出る思いで言ってしまった。もちろん女性相手に下ネタを言うなど生まれて初めてのことである。それで不快に思われ、出て行けと言われれば素直に従うつもりであった。 「そ、そうなの……、それって、オ、オナニーのことね?」  すると今日香も、色白の頬を上気させてモジモジと答えた。 「え、ええ、何しろ相手がいないものですから……」 「確かに、一回の射精は何百メートルの全力疾走とか言うけれど、それにしても多すぎないかしら……」 「はい、年に千回ぐらいです」  これが本当の千ずりなのだが、実際それぐらいしているのである。 「運動は苦手でも、それはするのね……」

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