労働の思想史

哲学者は働くことをどう考えてきたのか

中山 元

2023年2月24日

平凡社

3,300円(税込)

人文・思想・社会

なぜいま働くことは苦しいのかーー。人類誕生からAIの進化著しい現代まで、哲学者の思想から労働の功罪の価値を明らかにし、生きる意味を問い直す画期的な思想史。 【本書に登場する哲学者・思想家】 ヘシオドス/アリストテレス/ヨハネス・カッシアヌス/ヌルシアのベネディクトゥス/ソールスベリーのジョン/マルティン・ルター/ジャン・カルヴァン/トマス・ホッブズ/リチャード・バクスター/ジョン・ロック/バーナード・デ・マンデヴィル/フランソワ・ケネー/ジョン・ウェスレー/デヴィッド・ヒューム/ジャン=ジャック・ルソー/アダム・スミス/ジャック・テュルゴー/イマヌエル・カント/サン=シモン/ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル/ロバート・オーウェン/シャルル・フーリエ/カール・マルクス/フリードリヒ・エンゲルス/ヨセフ・ディーツゲン/ポール・ラファルグ/フリードリヒ・ニーチェ/ジークムント・フロイト/マックス・ウェーバー/バートランド・ラッセル/マックス・シェーラー/マルティン・ハイデガー/マックス・ホルクハイマー/ルイス・マンフォード/テオドール・アドルノ/ハンナ・アレント/シモーヌ・ヴェーユ/ジャック・ル・ゴフ/イヴァン・イリイチ/ミシェル・フーコー/アーリー・ラッセル・ホックシールドほか 【目次】 第1章 原初的な人間の労働 第2章 古代の労働観 第3章 中世の労働観 第4章 宗教改革と労働ーー近代の労働観の変革(一) 第5章 経済学の誕生ーー近代の労働観の変革(二) 第6章 近代哲学における労働 第7章 マルクスとエンゲルスの労働論 第8章 労働の喜びの哲学 第9章 労働の悲惨と怠惰の賛歌 第10章 労働論批判のさまざまな観点 第11章 グローバリゼーションの時代の労働 【著者プロフィール】 中山元(なかやま・げん) 哲学者・翻訳家。1949年、東京生まれ。東京大学教養学部中退。古典の新訳を数多く手掛ける。

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