日本の無思想増補改訂

平凡社ライブラリー

加藤典洋

2015年12月12日

平凡社

1,430円(税込)

人文・思想・社会

「タテマエ」と「ホンネ」という対語が戦後の発明品であることを明らかにするところから、この対の抱え込むニヒリズムの背景を、戦後が私たちから「信念」を切断してきた契機へと、さらに近代日本が負った内・外の分断の経験へと、そして西洋近代の公的なものと私的なものの構造転換へと深く掘り進め、問題を重層化していく。そのとき、この国で思想が可能になるために、一つの文化的な記憶が呼び出されるー絶品の思考曲線!

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