魯山人 美食の名言(853)

山田 和

2017年9月19日

平凡社

924円(税込)

美容・暮らし・健康・料理 / 新書

プロローグ 魯山人の人生観──断固として生きる  いろいろな生き方もあろうが 第一章 素材選びと料理の秘訣  もともと美味いものは、どうしても材料によるので 天然の味に優る美味なし/新鮮に勝る美味なし 真の美味はシュンにあり 昔の料理は至極簡単なものであった。(中略) (それで充分だったのは)材料がしっかりしたものであったからだ 吸い物、清し汁は一切濃口(醬油)ではいけない 総じて魚の大きいのをよろこぶ人は、味覚の発達しない、 味の上でのしろうとと言えよう 美味しい魚とは/魯山人の鯛の見極め方 そもそも米の飯を、日本料理中、もっとも大切な料理のひとつだと 心得ている者があるだろうか 第二章 美食の周辺  (私のように)裕福ならざる者が料理道楽をやり出しますと (星岡茶寮の経営者として)我々が他と少し違うところは お料理は即刻即用が大切であります うまいものを食うと人間誰でも機嫌がよくなる 家にまだたくさんございますから、帰ったらお送りしましょう 米一粒でさえ用を完うしないで、捨て去ってしまうのはもったいない 第三章 美食にふさわしい器とは  食器は料理の着物である 私の作品は大抵、食物である限り、盛り方さえ上手であれば調和する自信があります 坐辺師友(中略)努めて身辺を古作の優れた雅品で満すべきである あとがき

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