ドキュメント武漢(946;946)
新型コロナウイルス 封鎖都市で何が起きていたか
平凡社新書
早川 真
2020年8月6日
平凡社
902円(税込)
美容・暮らし・健康・料理 / 新書
二〇一九年十二月、湖北省武漢市で原因不明の肺炎が発生──。 世界で最初に新型コロナの流行が確認され、 都市封鎖がなされた武漢では何が起きていたか。 そして感染が全土に拡大した中国において、習近平指導部や市民はいかに対応したか。 封鎖直前の武漢取材を敢行した記者による、迫真のドキュメント! 《目次》 プロローグ 「マスクなんか要らないよ」/華南海鮮卸売市場/「終わった後に騒ぎ始めた」 第一章 遅れた初動対応 「原因不明の肺炎」/香港、台湾で警戒強まる/新型コロナウイルスと確認 四万世帯の大宴会/湖北省の重要会議/情報統制を強化? 中国政府、対策を始動/「人から人」への感染確認/春節直前 決断前夜/封鎖発表直前の“誤報” 第二章 医療崩壊の実態 武漢の経済を支える自動車産業/辛亥革命発祥の地/深夜の病院にも行列 統計外の死者/医療従事者への暴力も/人民解放軍が武漢入り 十日間で病院建設/閉じこもった住民/邦人救出作戦 中国人企業家が邦人の帰国を支援 第三章 中国全土に感染拡大 対応の遅れ認めた武漢市長/既に多くが省をまたいで移動/統計をめぐる混乱 刑務所でも集団感染/ゴーストタウンとなった北京/バリケードで集落を封鎖 デリバリーに助けられる/出稼ぎ労働者/春節を延長/記者会見もオンラインに 「髪を切りたいんだって?」 第四章 立て直し図る習近平指導部 人民大会堂の新年会/感染対策のトップは李克強氏/国営テレビでアピール 湖北省の幹部更迭/「一月七日」の指示/厳しい外出禁止令 高官視察のための「やらせ」/「さようなら李文亮!」/全人代、異例の延期 習近平氏が武漢入り/党・政府の収束アピールに非難殺到 第五章 中国経済、未曽有の危機 未完の摩天楼/過剰投資の現場/「ハードランディング」へ突入 自動車生産がストップ/賃金の未払いも多出/原油安が中国に飛び火 合言葉は「復工復産」/発電量の落ち込み/製造業ストップの影響が世界に波及 外交政策にも影響 第六章 激化する米中対立 海外旅行ラッシュ/WHOからの“お墨付き”をアピール/渡航禁止に猛反発 米中対立の舞台となったWHO/ウイルスの発生源はどこなのか 武漢ウイルス研究所/「世界は中国に感謝すべきだ」 「われわれは世界のために働いている」/習近平氏の訪日延期 「米国では“政治ウイルス”が広がっている」 第七章 「コロナ後」へ向かう中国 武漢の封鎖解除/「あなたを今から隔離します」/事実上の鎖国状態 全人代、二カ月半遅れで開催/アクセルとブレーキの調整 続いていた「中国製造2025」/ウイルス第二波の恐怖/北京の市場で集団感染 PCR検査を受けてみた エピローグ──再び武漢へ 何度も求められる陰性証明/封鎖下の暮らし/動き始めたターミナル駅 あとがき
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