弱音をはく練習〜悩みをため込まない生き方のすすめ

沼田和也

2023年6月13日

ベストセラーズ

1,980円(税込)

人文・思想・社会

ーーー さあ、これから弱音をはく練習をしましょう。 そんな練習は要らないって? まあ、そうおっしゃらずに。 あんがい難しいんですよ、これが。弱音をはくっていうのはね。 自分がどう弱っているのか。どんな苦しみを抱えているのか。 人に話してみて、初めて分かることもあるんですよ。 (本書「はじめに」より) ーーー お金、仕事、性愛にまつわる公で語られることのない苦悩や困難を、 人はいかにして癒し癒され、支え合うことができるのか。 「もうこれ以上は無理」 「死にたい」 日常茶飯事にSNS上で呟かれるメッセージ。 そこにある真実の物語。 異端の牧師が語る「生き抜く知恵」。 まえがき ■序章 弱音をはく練習  弱音をはく練習が足りていないのかも ■第1章 自分で自分を追い詰めないために  「もうこれ以上は無理です」/生きていく意味が分からなくなったとき ■第2章 生きづらさの正体を知るために  ある日とつぜん、学校に行けなくなった/ひきこもりだった当事者が語れるなら/  生きづらさの原因は「こころ」? ■第3章 嫉妬心で苦しまないために  コンプレックスを手放さないという選択/他人と比べて嫉妬に苛まされるとき/  他人を羨み、悔しくてしかたがないとき ■第4章 人間関係を結び直すために  人間関係に疲れ切ってしまったとき/ときにはため息一つを共有できたら/  「別れる」ことが容易でない SNS 時代に ■第5章 憎しみで支配されないために  怒りや憎しみを無理に手放さなくていい/対人トラブルを起こしてしまいがちな人の共通点  「我が子をどうしても愛せない」と慟哭する女性/DV被害者が虐待を繰り返されないためにも ■第6章 性的な悩みに苦しまないために  「不倫をする人」を断罪しても仕方がない理由/性的な悩みは公の場では語られない  「私は男/女です」と言い切れない人からの手紙/「よけいなお世話」によって救われてきた ■第7章 理不尽な社会を生きるために  リストラ・ハラスメントに誰もが遭遇する時代/この苦しみは他人のせいか?自分のせいか?/  死にたくなるほどお金に困っているとき/「マスクをしない人を嫌悪した自分」への嫌悪 ■第8章 孤独な自分を見捨てないために  なぜよりによってわたしが苦しむのか?/子どもの頃によく見た「死刑の夢」  無駄でめんどうなことに、幸せは宿っている/何かに深く没頭し、誰かに深く関われたら/  「自分自身の物語」とその読者 ■第9章 他人の痛みを分かち合うために  「ずるい」という想いを認めることから/人は何歳からおじさんやおばさんになるのだろう?/  不純な動機で善行をするのはだめ?/他人をうらやむ気持ちはなくなるのか あとがき

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