蒼穹の雷神(いかずち)

浮遊空母交戦録

ワニの本

斉藤英一朗

1996年4月15日

ベストセラ-ズ

832円(税込)

小説・エッセイ / 新書

日米機動部隊初激突の珊瑚海海戦で、海のもくずと散った空母「祥鳳」。「祥鳳」飛行隊所属、歴戦の零戦乗り逆井伊知郎飛行兵曹長は戦線離脱後、命からがらたどりついたラバウル基地で新たな辞令を受けとった。同日、逆井を高雄航空隊の“撃墜王”笹岡淳一中尉が訪ねてきた。「新たな転属先の上官だ」と話す笹岡の言葉に、逆井はひと心地ついた。辞令の習日、二機の零戦はラバウルを飛び立つ。目指すは新基地…。中尉機につづき飛行すること二時間、突如未確認機が接近する。「えっ、零戦」とまどう逆井に、『謎の機につづけ』と無線が入った。不安気な面持ちであとにつくと、謎の零戦は雲塊に突入しはじめた。得体の知れぬ中尉、不信な零戦、そして雲…深まる謎に逆井は困惑する。果たして彼を待ち受けるのは敵か、味方か。

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