
メディアのなかの仏教
近現代の仏教的人間像
森覚
2020年5月29日
勉誠出版
8,250円(税込)
人文・思想・社会
近現代のメディアをめぐる一大転換は、宗教という領域の創作行為、情報共有、知識の扱い方へも大きな変化を生じさせた。 メディアが生成した宗教表象を受容することで、人々は、どのような仏教文化を生み出したのか。 社会的に生み出された文化的所産である仏教的人物像の性質と機能を明らかにし、仏教文化に見られるメディア表現の創造と受容の実態へ迫る。 巻頭言 森覚 序 論 創りかえられる仏教的人間像ー宗教表象の創出と再生産 森覚 第一章 仏教絵本『こどものくに別冊 おしゃかさま』にみるブッダのイメージ 森覚 第二章 新聞小説と親鸞ー石丸梧平の人間親鸞像 大澤絢子 第三章 高橋五山と仏教紙芝居ー勢至丸様を中心に 高橋洋子 第四章 近現代ドイツにおけるブッダのイメージーヘルマン・ベック、フリードリヒ・ハイラー、カール・ヤスパース 嶋田毅寛 第五章 明治期の文学における仏教的表象の萌芽ー露伴作品を視座として 渡辺賢治 第六章 変容する妙好人像 渡辺隆明 第七章 「風景」から「即身」へー「空海」を、今、体感す 猪股清郎 第八章 一九六〇年代の大衆文化に見る非合理への欲望ー「飢餓海峡」「恐山の女」の中の〈恐山〉と〈イタコ〉 大道晴香 第九章 現代消費社会における「ブッダ」像ー手塚治虫『ブッダ』から中村光『聖☆おにいさん』への転生 今井秀和 あとがきー仏教文化におけるメディア研究会の活動をふりかえる 森覚 初出一覧 執筆者一覧
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