古代・中世の境界意識と文化交流
竹田和夫
2011年5月31日
勉誠社
5,280円(税込)
人文・思想・社会
日本列島の四至(東西南北の境界)は古代の延喜式をはじめ、中世の文書や物語に散見される。東の境界は陸奥・蝦夷が島、西は九州・鬼界島、南は土佐・熊野、そして北辺は佐渡とされている。これは現代の東西南北の地理感覚とは異なり古代中世特有の感覚であると考えられる。本書では、日本列島の境界の意識と有形・無形の文化の痕跡を明らかにする。
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