首里城を解く

文化財継承のための礎を築く

高良倉吉 / 島村幸一

2021年8月31日

勉誠出版

4,180円(税込)

人文・思想・社会

中国や日本、東南アジアなどとの海を越えた交流により独自の文化を築いた琉球王国。首里城は、その政治・外交の中心を担い、琉球王国の文化の豊穣さを体現する一大建造物である。数度の火災、琉球処分や沖縄戦など、歴史の荒波のなかでその大部分を損壊することとなったが、数多の人びとの尽力により、首里城復元事業が推進され、二〇〇〇年には世界遺産として登録されることとなった。しかし、二〇一九年(令和元年)十月三十一日未明、首里城を火災がおそい、正殿と北殿、南殿が全焼し、その再建・復元は喫緊の課題として、現在検討が進められている。失われた首里城を取り戻すために、いま、必要な知識は何か。考古学・歴史学・建築学・文学など、諸分野の第一人者を集結、首里城の歴史と文化を解き明かし、再建に向けた礎を提示する画期的な書。

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