アウシュヴィッツ以後の神

叢書・ウニベルシタス 924

ハンス・ヨーナス / 品川 哲彦

2009年9月17日

法政大学出版局

2,750円(税込)

人文・思想・社会

絶滅収容所という絶対悪を前に、神はなぜ沈黙したのか? 「ショアー」以後の現代世界にあって、神とは何を意味するのか? 20世紀西欧思想の核をなすユダヤ的問題のアポリアを生き抜いた哲学者が、歴史の暴力の神学的意味を問い、いっさいの希望の喪失後になお生き延びる「神」の概念、および人間的倫理のかたちを探った論考三篇を収録。訳者による詳細な注や解題、著者小伝も付した決定版邦訳。〔哲学〕 第一章 アウシュヴィッツ以後の神概念     ──ユダヤの声 第二章 過去と真理──いわゆる神の証明にたい     する遅ればせの補遺 第三章 物質、精神、創造     ──宇宙論的所見と宇宙生成論的推測 訳 註 ハンス・ヨーナスの生涯 解 題 引用文献 初出一覧 訳者あとがき

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