エクリチュールと差異〈改訳版〉

叢書・ウニベルシタス 1143

J.デリダ / 谷口 博史

2022年5月27日

法政大学出版局

5,940円(税込)

人文・思想・社会

1960年代フランスの知的沸騰のなかで生まれ、痕跡、差延、脱構築などのデリダ的概念を展開した本書は、構造主義以後の思想界を決定づける著作となった。ルーセ、フーコー、ジャベス、レヴィナス、アルトー、フロイト、バタイユ、レヴィ=ストロースらの読解を通じて、主体と他者、言語と表象、存在と歴史をめぐる哲学的思考を根底から書き換えた名著。全面的に訳文を改訂、さらに読みやすくなった新版。 I 力と意味作用 II コギトと狂気の歴史 III エドモン・ジャベスと書物の問い IV 暴力と形而上学──エマニュエル・レヴィナスの思想についての試論 V 「発生と構造」と現象学 VI 吹きこまれ掠め取られる言葉 VII フロイトとエクリチュールの舞台 VIII 残酷演劇と再現前化の閉鎖 IX 限定経済から一般経済へ──留保なきヘーゲル主義 X 人間科学の言説における構造、記号、遊び XI 省略 初出一覧 訳者あとがき 人名索引

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

3

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

8

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください