
困難な自由〈新装版〉
[増補版・定本全訳]
叢書・ウニベルシタス 905
E.レヴィナス / 合田 正人 / 三浦 直希
2022年12月26日
法政大学出版局
5,390円(税込)
人文・思想・社会
600万のユダヤ人殲滅という歴史的経験をへて、西洋哲学はなおいかに存続しうるのか? 戦後の倫理思想を根底から転回させた〈他者〉の哲学者が、トーラーやタルムードなどユダヤの伝統に立ち、スピノザ、ヴェイユ、ローゼンツヴァイクほか一連の重要人物を読み解きつつ、現代においてユダヤ人/知識人であることの意味を模索したもう一つの主著。1976年版の定本に依拠した初の完訳、ついに刊行。 1 悲壮の彼方 2 註解 3 論争 4 開口 5 隔たり 6 いまここで 7 署名 訳者あとがき
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