和紙植物
ものと人間の文化史 181
有岡 利幸
2018年9月10日
法政大学出版局
3,410円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 人文・思想・社会
和紙の原材料となる雁皮(ガンピ)、三椏(ミツマタ)、楮(コウゾ)という三種の植物をとりあげ、その育成から伐採、皮剥ぎまでの工程を中心に、奈良時代以降から現代にいたる生産者たちの苦闘の歴史を描くとともに、生産地の過疎化・高齢化、野生獣による被害の問題にもおよんで和紙の未来に警鐘を鳴らす。
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