政教分離と宗教的自由

フランスのライシテ

小泉洋一

1998年9月30日

法律文化社

9,790円(税込)

人文・思想・社会

世界各国の憲法のなかで、わが国のように政教分離原則の下での宗教的自由の保障を宣言するものは、そう多くはない。そうしたなかで、フランスの政教分離であるライシテを憲法上の原則とし、しかも「政教分離法」という法律でライシテの原則の内容を明確にしているフランスの状況は、比較法的研究の興味深い対象となりえよう。そこで、政教分離と宗教的自由に関わる諸問題を比較法的に検討するためフランスのライシテの究明を試みたのが、本書である。著者は、本書において、わが国の問題状況を意識しながらも、それとは切り離してフランスにおける政教分離と宗教的自由の実相を解明することに努めた。しかも、フランスの政教分離とわが国の政教分離との違いをも明らかにしようとした。

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