家族法
NJ叢書
浦本寛雄
2000年3月5日
法律文化社
3,190円(税込)
人文・思想・社会
本書では、第1に、現代における家族法現象の実相を重視した。要所では世界の動向にも目を配りつつ、主にはわが国について、問題の現実の姿をできるだけ見易いように読者に示そうと工夫した。第2に、立法論に限らず、解釈論においても、今日、それぞれの問題がおかれている社会的現実の中に問題解決の手がかりを求めようと努めた。第3に、今日の家族法現象の問い直しにとって、近代日本家族法の歴史的展開の捉え直しが不可欠となる。本書では、この捉え直しも試みた。第4に、家族法における判例の硬直性が克服される場合、その背景には、特に近年、「司法の自己運動」ともいうべき現象が確実に見られることにも注目した。また、家事調停論および家事審判論についても、この観点から積極的に論じてみた。第5に、今日の家族法現象の陰には、従来見落とされがちであったパイオニアたちの営みがあることも、重視した。
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