近代英文学への招待

形而上派からモダニズムへ

本田 錦一郎

1998年9月30日

北星堂書店

3,520円(税込)

小説・エッセイ

文化史的に見て、ヨーロッパが本来の意味でのヨーロッパとして構築され、長期に及ぶ歴史上の角逐をへて、ヨーロッパ文学の名にふさわしい作品として熟成され世に問われたのは、ダンテの『神曲』を頂点にしたその前後にあろう。聖と俗の文化、すなわち、天上的志向性と地上的合理性、あるいは、アガペー的なものとエロス的なもの、この両文化が13世紀後半から14世紀初頭に、合成され融和されたのである。そして、この文化の複合的生態は、時代や民族や個人差において、右や左に揺れながら、極端な緊張関係を持続内包したまま現代に至っている。本書のねらいは、この入り組んだ背景を念頭におきながら、価値論としてではなく多様な文化現象として、近代英文学ールネッサンスから現代に至るイギリスの作家・作品ーを各学究の微視的考察を介して、再構成しようとするところにあった。

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