四季・亜紀子

ポプラ文庫 日本文学 109

五木 寛之

2015年1月2日

ポプラ社

628円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

五木寛之の大ベストセラー、四季シリーズの第四部、初めての文庫化! 自らの理想を追い求めて、闘いつづける三女・亜紀子の物語。 大学の民主化運動にかかわって医学部をやめた三女・亜紀子は、環境保護運動に携わって小さな雑誌を発行している。 だが、その活動にいきづまりを感じて、闘争の同志だった昔の恋人・リョウの力を借りようと信州の山小屋を訪れる。 リョウは彼女の申し出を断わったものの、現実を変えるには大きな力を持つことが必要だとアドバイスする。 亜紀子はその言葉を信じて、政治の世界へ飛び込んでいくのだが……。 四部作の最終章にふさわしく、長女・波留子、次女・奈津子、四女・布由子、それぞれが自分の生き方、 目標を見定めていく姿も描かれている。 【著者紹介】 1932年、福岡県生まれ。66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門・筑豊編』ほかで吉川英治文学賞を受賞。代表作に『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『風に吹かれて』『大河の一滴』人間の関係』など多数。

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