日本人と神様
ゆるやかで強い絆の理由
ポプラ新書 19
櫻井 治男
2014年1月31日
ポプラ社
858円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
初詣、七五三、厄祓い…人生の節目ごとに、気軽に神社を訪れる私たち日本人。しかし、神社へのお参りにはどんな意味があるのか、日本の神様が八百万といわれるほど多いのはなぜかなど、詳しいことはほとんどの人が知らないー。このゆるやかな結びつきは一体どこからくるのか?日本人独特の神様とのつき合い方がわかる一冊。
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神様とのつきあいかた
日本人と神様のつきあい方を考察。仏教も含めた柔軟なつきあい方は日本特有。また神社や神様は本来日本古来のアニミズム的な側面が強いが、明治以降の中央集権化のためのアイデンティティーとして利用され、戦後もその余波として政権と結託した日本会議のプロパガンダとして利用されてるのは本来のアニミズム的な個人やコミュニティの心の支え、といった信仰形態とはかけはなれたものだろう。
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