
その本の物語 上
ポプラ文庫ピュアフル 175
村山 早紀
2014年7月31日
ポプラ社
682円(税込)
絵本・児童書・図鑑 / ライトノベル
ずっと友達でいられると思っていた。なのに、約束を破ったのはわたしー。病院のベッドで眠り続ける、かつての親友・沙綾のために、きょうも朗読を続ける南波。それは二人が子どもの頃に好きだった魔女の子のお話だった。遠ざけられても、裏切られても、なお魔法の薬で人々を癒そうとした風の丘のルルーー。大好きだったこの物語が、あなたを呼び戻してくれたら…。今を生きる十代の女の子と、本の中の冒険が響きあう、遙かなる魂の物語!
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(無題)
レニカの目に、薄く泪が光っていました。 ルルーは一つ息をつくと、いいました。 「ものは考えようよ。たとえば、今日なんか、わたしたちが人間にうまれてこなかったからこそ、村を助けられたんだと思わない? わたしとあなたがいなければ、きっと、この村を救えなかった」 「そうか。そうだね」 「わたし、魔女でよかったな」 晴れ晴れとした心でそういうと、レニカがくるんと振り返って、いいました。 「わたしもいつか、狼人間でよかったって思える日がくるかなあ?」 「うん。いつか。きっと、いつかね。」
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