花咲小路一丁目の刑事

ポプラ文庫 日本文学 282

小路 幸也

2015年10月2日

ポプラ社

748円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

たくさんのユニークな人々が暮らす花咲小路商店街。今回の主人公は「和食処 あかさか」を営む祖父母のもとに居候中の若手刑事。のんびりできるはずの非番の日に、なぜか必ず商店街の大小さまざまな相談ごとを持ちかけられて奔走する羽目になってしまう。

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Readeeユーザー

下町情緒溢れまくり

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4.7 2020年04月08日

花咲商店街のお話。古き良きを保ちつつ、寂れもせず人が賑やかで、昔ながらのとても距離の近いご近所付き合いで皆まとめて親戚のような感じ、シャッター街でもなくてでも儲かってもないでも店をたたむほどでもない感じのお店がずらっと並んでる。 一丁目の刑事は、ヒヨッコ刑事が定食屋をやってる祖父母の家に居候するとこからはじまります。刑事さんとしてのお話ではなく、非番の日、お休みの日に、おばあちゃんに相談を受け(おばあちゃんはご近所さんから相談を受け)、刑事だから調べもの得意ででしょう?的感覚で割と厄介な相談を持ちかけられます。非番の一日しか使えないしそれとなくバレないように探るって結構大変。お陰で毎回非番の日が潰れちゃう羽目に。あのお店の誰々ちゃんと誰々くんが仲が良いとか、詳しくなっちゃって、自分も商店街の一員になったような気がしてしまう一冊でした。最後の一話だけは、毛色が違いますが#まったり #ほんわか 系です。 4丁目の聖人は、花咲商店街の大地主さんでイギリス人だけど帰化して日本人の英国紳士が主人公。若かりし頃は美術品の大泥棒だったとかなかったとか。観察眼の鋭さで事件を色々鮮やかに解決しちゃいます。 他にも二丁目とか三丁目のお話もあるだろうから見つけたら読もうと思います。

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