
「デジタル遺品」が危ない
そのパソコン遺して逝けますか?
ポプラ新書 70
萩原 栄幸
2015年10月1日
ポプラ社
858円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
■内容説明 各局の情報番組で特集され、話題沸騰の「デジタル遺品」問題。 トラブル事例から対策までを網羅した1冊! 高齢者のパソコン利用率上昇に伴い、今急増しているのが家族が急死したときの「デジタル遺品」トラブル。 パソコン・スマホには、写真・文章・動画などのデジタルデータを始め、SNSのアカウント、各種パスワード、ネットバンキングに預けたお金、ネット証券株など、個人のあらゆるプライバシーと資産が詰まっている。 <デジタル遺品トラブルとは?> ○例1「不倫ノート」トラブル “愛妻家”として知られた夫が遺したパソコンの、「シークレットファイル」フォルダをクリックすると、愛人との2ショット写真が何百枚も……。 しかもそれはすべて夫婦旅行で行った場所! 私との旅行は不倫の「下見」に使われていた。 ○例2「突然の多額負債」トラブル 夫がFX取引をパソコン内でやっていたことを知らず、夫の亡くなった日から3日後、 「外国通貨の相場急変で損失が発生した」と証券会社から1500万円の請求が……。 ○例3「乗っ取られたアカウント」トラブル 夫が趣味で運営していた人気のブログを、亡くなったあともそのまま残しておいたら、 アカウントを乗っ取られ大事なサイトをスパムの基地にされてしまった。 ○例4「悲しいヌード写真」トラブル 友人から、亡くなった娘のヌード写真がネットに流れていると連絡が。 あわてて確かめると、20歳の記念に友人と撮ったらしい写真で、漏洩元はデータをきちんと削除したはずのSDカードだった。 しかしネットに流れた写真を回収することはできない。 これらの悲劇を防ぐには、どんな対策や生前整理の方法があるのか? 個人情報管理のスペシャリストであり、終活カウンセラーの資格も持つ著者が、多角的な視点から徹底解説! ■著者について 1956年生まれ。日本セキュリティ・マネジメント学会常任理事、「先端技術・情報犯罪とセキュリティ研究会」主査。社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会技術顧問、CFE 公認不正検査士。旧通産省の情報処理技術者試験の最難関である「特種」に最年少(当時)で合格。2008年6月まで三菱東京UFJ銀行に勤務、実験室「テクノ巣」の責任者を務める。終活カウンセラーの資格も持つ。
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