恐怖の緑魔帝王

ポプラ文庫 日本文学 327

芦原 すなお

2017年6月2日

ポプラ社

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

緑づくめの怪人が仕掛ける「大東京緑化計画」。 小林少年が八面六臂の変装術で迎え撃つ!? いやあ、笑った笑った。 リスペクトと愛にあふれたユーモア少年探偵団! ーー大矢博子(解説より) ある寒い寒い秋の夕方、少年探偵団の井上君とノロちゃんは奇態な緑の老婆に遭遇し、恐ろしい目に遭う。同じ頃白金の大富豪のもとに、怪人二十面相から犯罪予告が届く。出張中の明智探偵に代わり、小林少年が現場に乗り込むがーー。二転三転する事件。やがて明らかになる意外な真実とは? 小林少年の八面六臂の変装術をご堪能あれ! 乱歩生誕120周年記念、少年探偵団オマージュ作品の文庫化第四弾。 ○もくじ 緑の老婆  無気味な予告状  出張探偵 代理探偵  おねえさま顧問  泳ぐ緑魚  ついに明晩になった  準備はできた  怪人対魔人  ル・サロン・ヴェール(緑容院)  大東京緑化計画  挑戦状に応戦状  恐怖の大歓迎晩餐会  消失のトリック  悲劇の絆  霊山の闘い 解説 大矢博子 ○著者プロフィール 芦原すなお 1949年香川県観音寺市生まれ。早稲田大学文学部卒。86年『スサノオ自伝』でデビュー。90年『青春デンデケデケデケ』で第27回文藝賞、翌年に第105回直木賞を受賞。本作は92年に映画化された(監督・大林宣彦)。著書に『ミミズクとオリーブ』『オカメインコに雨坊主』『山越くんの貧乏叙事詩』『猫とアリス』などがある。2005年に、観音寺市の名誉市民として顕彰される。

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