もし明日、親が倒れても仕事を辞めずにすむ方法

一般書 167

川内 潤

2018年3月14日

ポプラ社

1,320円(税込)

人文・思想・社会

「親の面倒は子が見るもの」……そう思っていませんか? 介護で本当に大切なのは「任せ方」と「頼り方」。 講演依頼殺到の介護のプロが新時代の親孝行を緊急提言! ◆向き合いたくない介護と向き合う 仕事を辞めたくない。親のことで自分の人生を犠牲にしたくない。 介護をきっかけに親を憎みたくない。でもいざというときは自分で? そんな不安を抱くビジネスパーソンは必読です。 本書では、多くの介護本で触れられる制度の説明や施設の分類などにはあえて言及しません。 それらの知識は専門的で、すぐに変わる流動的な情報だからです。 ・介護の予兆をどう察知するか ・どこで誰に相談するか ・どうすれば信頼できるケアマネに出会えるか ・家族間の役割分担はどうするか ・介護休暇の上手な活用法とは ・終の棲家選びで後悔しないためには 必要なのは実践的な知恵と心がまえです。 介護離職と介護虐待を防ぐことをミッションとする著者が、 数え切れないほどの事例から見出した本質的な情報のみをお伝えます。 親の老後は考えたくないことですが、避けては通れないことでもあります。 向き合う日がくる前に、心がまえをつくっておきましょう。 ◆目次 序章 もし、いまあなたのもとに介護がやってきたら? 第1章 介護離職は誰のためにもならない〜10万人が介護で仕事を辞める時代 第2章 なぜ、介護を自分だけで抱え込むと失敗するのか?〜プロのケアと介護に対する心がまえ 第3章 介護の予兆を見逃さず、事前に備えるための技術〜不安解消チェックシートと地域包括支援センター 第4章 家族でもめない役割分担と決め方〜介護の体制づくり 第5章 介護の本質はチームマネジメントにあり〜ケアマネージャー選びと運営方針 終章 「終の棲家」選びで失敗しないためにー悪徳老人ホームの見抜き方と理想の看取り 補論 介護で役立つ豆知識 あとがき 育ててもらった恩は、直接の介護では返せない ◆著者 1980年生まれ。老人ホーム紹介事業、外資系コンサル会社、在宅・施設介護職員を経て、2008年に市民団体「となりのかいご」設立。2014年に「となりのかいご」をNPO法人化、代表理事に就任。ミッションは「家族を大切に思い一生懸命介護するからこそ虐待してしまうプロセスを断ち切る」こと。

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