百華後宮鬼譚

目立たず騒がず愛されず、下働きの娘は後宮の図書宮を目指す

ポプラ文庫ピュアフル 309

霜月 りつ

2021年2月5日

ポプラ社

726円(税込)

ライトノベル

生まれつき鬼霊を視る才を持つ本好きな甜花は、元博物官でたくさんの蔵書を持つ祖父の死を看取った際、この書物を後宮の図書宮に入れたいと熱望する。そして自分はそこで働く書仕になりたい、と。そのため後宮に下働きとして潜り込むが、なぜか第九夫人の付き人に命じられてしまう。この魅力的な夫人、陽湖妃にはなにやら怪しげな秘密がありそうでーー? やがて皇帝も鬼霊を視ていると気づいた矢先、後宮を巻き込む大事件が! 謎解き×あやかし、中華風後宮ファンタジー小説! ■著者 霜月りつ(しもつき・りつ) 富山県生まれ。『神様の子守はじめました。』シリーズ(コスミック出版)、『えんま様の忙しい49日間』(小学館キャラブン!)、『神様の用心棒』シリーズ(マイナビ出版)、『託児処の巫師さま』シリーズ(ポルタ文庫)、『明日、世界(キミ)が消える前に』(ポプラ社)などを手掛ける。SF、ミステリ、ホラー好き。

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