
特装版 活版印刷三日月堂(全6巻)
ほしお さなえ
2020年4月3日
ポプラ社
10,560円(税込)
絵本・児童書・図鑑 / 小説・エッセイ
川越の街の片隅に佇む印刷所・三日月堂。店主が亡くなり、長らく空き家になっていた三日月堂だが、店主の孫娘・弓子が川越に帰ってきたことで営業を再開する。三日月堂が営むのは昔ながらの活版印刷。活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心が解きほぐされていくのだが、弓子もどうやら事情を抱えているようでーー。 ルビを追加し版型も大きくなり、子供も読みやすくなった大人気シリーズ特装版。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <著者プロフィール> ほしおさなえ 1964年東京都生まれ。作家・詩人。95年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』にて、第12回鮎川哲也賞最終候補。 著作に『空き家課まぼろし譚』『みずうみの歌』などのほか、「ものだま探偵団」シリーズなど、児童書も手がけている。
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