グラス・キャニオン(上)

扶桑社ミステリー

ジョナサン・ケラーマン / 北村太郎

1988年9月30日

扶桑社

576円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

午前3時、もと臨床心理医のアレックスが受話器を取ると「助けて!」という声が聞こえてきた。ジェイミー・キャドマスという青年だった。「おれ、地獄にいるんだ。ドクター・デスウェア。ガラスの峡谷だ…大地が悪臭を放つ…あいつらはおれを殺そうとするんだ…」アレックスは精神病院に急行したが、すでにジェイミーは脱走したあとだった。その日の夕方、ジェイミーはあるホモセクシュアルの銀行家の邸宅で、二つの死体を前に血みどろのナイフを手にしているところを発見され、“ラヴェンダー連続殺人”の容疑者として逮捕された。しかし彼の複雑な家庭環境を知るアレックスには釈然としないものがあった…。80年代カリフォルニアを舞台に現代アメリカ文明の病巣を鮮烈に描きだすジョナサン・ケラーマンの〈アレックス・デラウェア〉シリーズ最新最大の問題作!

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