
テスラの最終兵器(下)
扶桑社ミステリー
ジョン・マルコム / 汀一弘
1989年12月31日
扶桑社
576円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
今世紀最大の科学者ニコラ・テスラの発明した「テスラ・トリニティ」を手に入れた国は、核ミサイルも通さない無敵の防壁を築くことができる。すなわち、世界最強の国家となれるのだ。壮絶な争奪戦の末、ソ連側は「テスラ・トリニティ」の三つの部分のうち、二つまでを入手。究極の防衛兵器「電磁バリア」の開発において圧倒的な優位にたった。しかし、テスラ物理学を解析するには世界最新鋭、スイスのCERN研究所を利用しなければならない。ソ連は特殊部隊を送り込み、CERNを占拠、解析実験に突入する。はたして、テスラ物理学の謎は解かれるのか、またソ連の研究を阻止しようとするアメリカ・イギリスの反撃は実るのか?鬼才ジョン・マルコムが驚くべき想像力と空前のスケールで描くハイテク軍事謀略サスペンス超大作。
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