
ポーをめぐる殺人
扶桑社ミステリー
ウィリアム・ヒョーツバーグ / 三川基好
1998年12月31日
扶桑社
817円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
1923年、繁栄と狂乱に沸くNYに、『モルグ街の殺人』がよみがえった。作品そのままの残虐な現場と、大猿の目撃ーだがそれは序曲にすぎなかった。『黒猫』が、『マリー・ロジェ』が、ポーの作品が悪夢の連続殺人となって次々に現実化していく。探偵役は、大奇術師フーディーニと、訪米中のコナン・ドイル!犯人の魔手はふたりの背後にも迫り、一方、心霊主義を信奉するドイルのもとにはなんとポーその人の亡霊があらわれる…。『堕ちる天使』の鬼才ヒョーツバーグが放つ、知的遊戯と冒険に満ちた異端のミステリー。
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