敵意ある証人（下）

エリート中のエリート弁護士プレスコットに誘われてマスコミ注目の裁判の弁護人を担当したヴィクターだが、裁判は思わぬ展開を見せる。彼は同じ被告側弁護人のプレスコットにより窮地に立たされたのだ。このまま進行すればヴィクターの依頼人だけが有罪になる。プレスコットは一体何を画策しているのか？思い悩んだ末、彼は百戦錬磨の弁護士と敵対する決心をし、プレスコットの依頼人である市会議員の愛人を証人として召喚しようとする。だが、彼女はヴィクターの情事の相手でもあったのだ。