
三色の家
扶桑社文庫
陳舜臣
2002年11月30日
扶桑社
859円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
昭和八年、東京での留学生活を終え帰国の準備をしていた陶展文の元に、神戸で海産物問屋を営む友人・喬世修から一通の手紙が届いた。彼の頼みで久しぶりに同順泰公司の三色に塗り分けられた建物を訪れた展文だが、やがてそこで殺人事件が発生するー。江戸川乱歩賞受賞作『枯草の根』で初登場した中国人探偵・陶展文の若き日の活躍を描く第二長篇『三色の家』に加え、神戸異人館で発生した毒殺事件の謎を追う第三長篇『弓の部屋』を収録!異国情緒と不可能興味にあふれる巨匠の初期傑作ミステリ。
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