
プライス一家は、いつも一日遅れ(上)
扶桑社セレクト
テリ・マクミラン / 清水寛子
2004年8月31日
扶桑社
1,026円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
映画化されたベストセラー『ため息つかせて』で、アメリカ黒人文学の常識を塗りかえたテリー・マクミラン、待望の最新作!語り手は、喘息もちで病院の集中治療室に送り込まれたヴァイオラ・プライスとその一族。病床にありながらも、四人の不出来な息子と娘をめぐってヴァイオラのおしゃべりはとどまるところを知らない。親子間、兄弟姉妹間、夫婦間の絆と葛藤、人間としての強さや弱さー丁寧に、かつユーモラスな口調で軽やかに描きだす、名手マクミランの壮大な語りの宇宙。
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