どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか

みうらじゅん / リリー・フランキー

2011年11月30日

扶桑社

1,320円(税込)

小説・エッセイ

みうら&リリー両氏が、人生、仕事、そして生と死について1年間にわたり真剣に語りつくした、両人いわく「最初で最後の」珠玉の対談集。彼らが本当に言いたかったことが、全部ここにある。みうら:人生の最終地点は「死」じゃないですよ。リリー:それなのに「今際」を豊かに過ごしたいと思って、みんな「今」を貧しく生きてる。

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3.3 2018年01月26日

みうらじゅんとリリー・フランキーの対談なんですが、2人ともとっても楽しそうです。普段から仲が良さそうです。いわゆる馬が合うというやつなんでしょうね。読者サービスを意識しているわけじゃなさそうですが、2人の会話にはプッと吹き出したり、ニヤリとするところがあります。 それと、2人は実に正直ですね。自分たちの言葉で、決して上から目線になること無く、超低空飛行で人生を語っています。そこには深い同意を持って首肯できるものがあります。ただ、2人とも武蔵美出身のアーチストであるためなのでしょうね、感覚を優先する表現についていけないところがあります。そのために注釈が設けられています。実はこの注釈の出来が秀逸なんですね。単なる注釈以上に効いています。これが編集者の手になるものであれば、編集者も只者ではありませんね。 それでは、本書の内容に触れてゆきます。どんな本でも内容を端的に表しているのが、書名であることは言うまでもありません。皆さんはこの書名にどのような感じを抱きましたか。この書名に込められた2人のメッセージは、人はいつかは死ぬという大変シリアスな命題とキッチリと向き合わなければならないが、必要以上に神経質になる必要はない、むしろ書名から受ける語感のように気楽に考えるべきだ、というものです。 ゆるキャラの名付け親・みうらじゅんらしいゆるい感じを漂わせる本書で扱うテーマは実はどれも深刻なものです。例えば「不安とは?」「お金とは?」「親子とは?」「病気・健康・自殺とは?」「命とは?」など計25のテーマについて、力の脱けた感じで語られていますが、内容は正鵠を得ています。本書で語られる結論は「人生には意味はない。ただ死ぬまで生きるだけだ」というものです。本書は生と死をテーマにした対談で、今を生きる若者に生き方を教えています。

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