人生の疲れについて

曽野 綾子

2018年9月27日

扶桑社

1,320円(税込)

小説・エッセイ

手抜き、ずる、怠けのススメーー自分にも他人にも寛大でいい 「疲れを知らない例外的人物は別として、普通は疲れを知らないと、危険な限度まで自分を追い詰める。その点、やや怠け者で、物事を早めに諦めて引き返す点を見極める人の方が、穏やかな人生を無理なく生きて、結果的には私たちに思想も施してくれる」--(まえがきより) 「さまざまな疲れ」が、凡庸な人生の折り返し点を教えてくれる。 ≪誰の人生も「欠け茶碗」≫ ・一日にひとつだけ気になることを解決する ・「大事故なしに運転免許を返上」これで私の人生の半分くらいは大成功 ・どうしたら手抜きをしながらその目的を達せられるかに情熱を燃やす ・「自足」とはやたらに欲しがらないこと ・「貧乏くじ」を引いているほうが穏やかな暮らしができる ・「死のう」と思った人が「生」に向き合うとき ・誰の人生でも、運はゼロではない 【著者プロフィール】 曽野綾子(その あやこ) 1931年9月、東京生まれ。聖心女子大学卒。 幼少時より、カトリック教育を受ける。 1953年、作家三浦朱門氏と結婚。 小説『燃えさかる薪』『無名碑』『神の汚れた手』『極北の光』『哀歌』『二月三十日』、エッセイ『自分の始末』『自分の財産』『揺れる大地に立って』『親の計らい』『人生の醍醐味』(扶桑社刊)『老いの才覚』『人間の基本』『人間にとって成熟とは何か』『人間の愚かさについて』など著書多数。

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