対峙ー日本を動かした怪物たちー

田原 総一朗

2019年3月4日

扶桑社

1,001円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

昭和・平成を代表する政財界人に鋭く切り込む迫真の人物評伝。 田中角栄、松下幸之助、大島渚ら「怪物」ともいうべき時の政治家、実業家、文化人など、日本を揺るがせた人々を取材し、秘された素顔をいくつも目の当たりにしてきたジャーナリスト・田原総一朗。 中曽根康弘に「あなたのことを風見鶏だという人がいるがどう思うか?」という質問をぶつけ、小泉純一郎に「あなたは聞いたことを理解する頭がないと言われているが」と切り込むなど、田原総一朗にしか言えない質問は痛快ですらある。 まえがき あのとき安倍首相は、小泉進次郎は 第一部 政界の怪物 田中角栄  中曽根康弘  竹下登  小泉純一郎  岸信介 第二部 財界の怪物 松下幸之助  本田宗一郎  盛田昭夫  稲盛和夫 第三部 文化人の怪物 大島渚  野坂昭如  石原慎太郎 「田中角栄から金を受け取らなかったことは大きなメリットとなった。(中略)政治家に金を渡されて断るのは非常にやっかいな作業なのだ」 「約束を堂々と反故にする小泉純一郎に、『この男、なかなかやるぞ』と思った」(本書より)など、怪物たちと直接渡り合ったジャーナリストの筆により、稀代の人物たちの大物たちが鮮やかに浮かび上がる。 ■田原総一朗(たはら・そういちろう) 1934年滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、東京12チャンネル(現・テレビ東京)を経て、フリージャーナリストとして独立。『朝まで生テレビ! 』(テレビ朝日系)では、生放送に出演者に激しく迫るスタイルを確立し、報道番組の スタイルを大きく変えた。活字方面での活動も旺盛で、共著も含めれば著作は100点を超える。現在もテレビ、ラジオのレギュラー、雑誌の連載を多数抱える、日本でもっとも多忙なジャーナリスト。主な著書に、『日本の戦争』(小学館)、 『塀の上 を走れ』『Twitterの神々』(以上、講談社)、『原子力戦争』(ちくま文庫)、『創価学会』(毎日新聞出版)ほか多数。

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