国民を守れない日本の法律ーー感染症、自然災害、ミサイル、侵略行為

扶桑社新書

田上 嘉一

2020年11月4日

扶桑社

1,078円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

つるの剛士氏推薦!! 「感染症、自然災害、外国船の領海侵入…。 未曾有を未曾有にしないために日本の法律のこともっと知りたい!」 「緊急事態が起こってから法律をつくる」では遅すぎる! テレビ、ラジオ、ネットメディアで活躍中の、弁護士で予備自衛官でもある著者が、 緊急事態における日本の法制度の問題点について、分かりやすく解説! ◎コロナ対策で法律の根拠なき自粛要請を 繰り返した日本 ◎日本の災害法制はシン・ゴジラに対抗できるか ◎北朝鮮のミサイル攻撃に対する 「敵基地攻撃能力」は憲法に違反しない ◎マンガ『空母いぶき』が描く 尖閣諸島への中国人上陸に日本は対応できない ◎有事の際でも警察と同じポジティブ・リストに 縛られる自衛隊 ◎特措法ばかりで基本法なし、ツギハギだらけの緊急事態法制……他 【目次】 第1章 なぜ日本の新型コロナウイルス対策は遅れたのか 新型コロナウイルスと新型インフルエンザ対策特措法/感染症法・検疫法・出入国管理法/感染症に立ち向かえる日本になるために 第2章 映画『シン・ゴジラ』に学ぶ災害への対応 『シン・ゴジラ』と災害大国日本/緊急災害対策本部の設置と災害緊急事態の布告/災害対処にあたる内閣官房/自衛隊はゴジラに立ち向かうことができるか 第3章 自衛隊とシビリアン・コントロール 『機動警察パトレイバー』と治安出動/警察と軍隊は何が違うか/自衛隊発足の経緯と歪められた文民統制/日本のあるべき「シビリアン・コントロールのかたち」とは 第4章 日本は敵基地攻撃能力を持つことができるか 現実が虚構に追いついた?『空母いぶき』/専守防衛と敵基地攻撃能力/専守防衛はいつまで堅持できるのか 第5章 『空母いぶき』の尖閣諸島中国人上陸事件を防げるのか 「切れ目のある安全保障」グレーゾーン事態/現実の脅威として存在するグレーゾーン事態/日本は目の前の脅威に対応できるのか 第6章 緊急事態条項を持たない日本国憲法 「国家緊急権」とは/日本の緊急事態法制の現状/緊急事態法制の目的は人権保障にあり 第7章 憲法9条をどう考えるか

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