多様性バカ 矛盾と偽善が蔓延する日本への警告

扶桑社新書

池田清彦

2024年9月2日

扶桑社

968円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

「一番重要なのは、自分の頭の中の多様性」 無駄に増える不要なルールやコンプライアンス至上主義、カタチだけの女性優遇、SNSで暴走する正義幻想、「変わり者」の徹底排除ーー。 「多様性の尊重」が叫ばれて久しいが、今の日本社会は上っ面の「多様性」が自由を奪い、差別と分断を生む本末転倒な状況に陥っている。その原因は一体どこにあるのか? 『ホンマでっか!? TV』でもおなじみの“生物学の専門家"池田清彦が、「多様性」とは何かを解き明かし、世の中にはびこる “なんかいやな感じ”を喝破する! 「多様性社会」を正しく生きる知恵と教養が身につく一冊。 ●尊重されるのは「都合のいい枠の中の多様性」 ●誰にでも「能動的な欲望」を解放する自由がある ●道徳的に生きること=正しい生き方だとは限らない ●必要なのは「多様性の尊重」というフィクションに近づく努力 ●感性や嗜好を他人に「理解してもらう」権利は誰にもない ●配慮するのは自由だが、強制されるものではない ●コミュニケーションとは、自分や相手が「変わること」 ●イノベーションを起こすのに必要なのは異質な頭脳

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