
世界文学への招待〔新訂〕
放送大学教材
野崎 歓 / 阿部 公彦
2022年3月20日
放送大学教育振興会
3,080円(税込)
人文・思想・社会
いま世界の文学ではどのような試みがなされ、いかなる刺激的な作品が生まれているのか。グローバリズム以降の社会の変化のただなかにあって、文学が切り拓く新しい地平を探索し、多様な作家たちとの出会いへと導くように解説する。作品成立の背景をわかりやすく解説しながら、個々の作品の魅力を紹介し、同時代と切り結ぶ世界文学のダイナミズムを分析することにより、文学を読み解くことのスリルと面白さを体験してもらう。 1.『異邦人』から出発する旅ーーカミュとダーウド 2.危機に挑む文学ーーウエルベックとサンサール 3.好きになれない主人公が見る世界ーーJ・M・クッツェーの『恥辱』を読む 4.アイルランド詩と土の匂いーーシェイマス・ヒーニーの作品から 5.クレオール文学──叙事詩の復活 6.楽譜としてのテクストーーロラン・バルト「作者の死」とその後の現代批評 7.人間とロボットを分かつものーーカレル・チャペック『ロボット』 8.引用の文学、文学の引用ーー大江健三郎から、アンナ・ツィマへ 9.『百年の孤独』のインパクトーー地方色と普遍性 10.グローバリズムとラテンアメリカーーマジック・リアリズムの浮沈 11.いちばん近い世界文学ーー今日の韓国文学を読む 12.光州事件を描くーーハン・ガンの『少年が来る』を読む 13.言葉の「際」をさぐるーー古井由吉の作品 14.未知の言葉を求めてーー多和田葉子の小説 15.世界文学をより深く味わうために
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