
偽りの復縁
ハーレクイン・ロマンス
シャンテル・ショー / 柿原日出子
2015年10月31日
ハーパーコリンズ・ジャパン
722円(税込)
小説・エッセイ / 新書
3年前、イザベルは秘書の代理として派遣された先で、コンスタンティン・デ・セヴェリーノに見初められた。プレイボーイのイタリア人実業家で爵位も持つ彼と、炭鉱の村で育ったイザベルとでは身分が違いすぎたが、二人の情熱はそんな格差が入り込む余地もないほど激しく、イザベルはやがて妊娠。コンスタンティンは結婚を申し込んだ。だが不幸なことに、イザベルは流産してしまう。急によそよそしくなった夫に、イザベルは深く傷ついた。高貴で厳格な育ちのせいで、夫が悲しみを表に出さないこと、だからこそベッドではあんなにも激しく欲望をさらけ出すことー若すぎた妻にわかるはずもなく、イザベルは打ちひしがれて家を出た。
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ストーカーに付きまとわれた歌手とその夫
田舎娘イザベルが都会で秘書の助手をしていた時に雇い主に惚れて、妊娠したために仕方なく結婚する。しかし流産したイザベルに冷たい態度の夫コンスタンティン。そのあと、イザベルは歌手として大成功を収め、離婚届を受け取る。が、その頃コンスタンティンは「会社の代表として誠実な生活態度を示さなければ、会長職に就けない」と叔父に宣言されてしぶしぶイザベルと復縁することにする。そのあとすぐにイザベルのストーカーが彼女に近づいてきた。ストーカーはイザベルを殺そうとするが、危機一髪でイザベルは逃げることに成功する。実は危ないのはストーカーではなく夫コンスタンティンの方で、彼は義母が死んだ原因は、父の異常な独占欲にあると思い込んでいた。なのでイザベルをワザと自分から遠ざけていた、イザベルのために。この話で、イザベルは「自立」について再三、コンスタンティンと話し合う。自分で決めた事をやり通す努力と強靭な意志があってイザベルは歌手として成功する。コンスタンティンが1人号泣している様子が衝撃的だった。対照的にイザベルの、コンスタンティンの過去についての分析も冷静で的を射ていた。
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