手紙が運ぶロマンス

ハーレクイン・イマージュ

ジェシカ・スティール / 本山ヒロミ

2009年6月30日

ハーパーコリンズ・ジャパン

722円(税込)

小説・エッセイ / 新書

キャリーは裕福な家に生まれたが、幼いころから両親の不和に悩み、自分は絶対に結婚はしないと固く心に決めている。今は家を出て父親からの仕送りで優雅に遊び暮らす毎日。そんな生活も最近は退屈になり、なにをしても心は満たされない。ある夜、つまらないパーティを抜け出して帰宅した彼女のもとにストーンと名乗る男性が訪ねてきて、一枚の便箋を突きつけた。彼には交通事故にあって入院中の妹がいて、見舞いに来た彼女の婚約者がその手紙を落としたのだという。ストーンのブルーの瞳が怒りにきらめいているのも無理はなかった。それはたしかにキャリーが書いた偽りのラブレターだったのだから。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

star
star
1.9

読みたい

0

未読

1

読書中

0

既読

5

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

親との確執に悩む22歳に対して言動が酷すぎる男

star
star
1.9 2017年05月30日

夜中1時につまらないパーティーから帰宅したキャリーのフラットに、ストーンという男がやって来た。男は妹フェリシティの婚約者にこのラブレターを書いたのは君だろう?と問う。キャリーは、確かにそれには覚えがあったが、その男とはとっくに縁を切っている事を伝えた。それからキャリーは、自分は結婚する気など毛頭ない、と告げる。キャリーの父は企業の社長だが、金持ちになったせいで両親の仲は最悪になった。娘を味方につけようとする親に辟易したキャリーは、結婚に希望を見出せないでいた。その手紙は、フェリシティの婚約者がフェリシティの病室で落とした物だが、ストーンはフェリシティに「キャリーは僕の婚約者なんだ。次に連れてくるよ」と口からでまかせを言い、その事をヌケヌケとキャリーに伝える。キャリーは激怒するが、交通事故でベッドから起き上がれないフェリシティにいたく同情して、仕方なくお見舞いに行った。フェリシティは素直な子で、キャリーはすぐに嘘を付いた罪悪感でいっぱいになる。しかしストーンはそのあとキャリーにエメラルドの婚約指輪を押し付けたり、コケて1人で歩けなくなったキャリーに罵詈雑言を浴びせたあとに家にむりやり連れ帰り、横暴な態度で接したり、とことん滅茶苦茶な態度をとる。足が少し回復したキャリーは気分転換に、友人ディーと彼女の叔母の家にしばらく滞在する。帰ってきたキャリーは電話でディーから「あなたたち、婚約したのね!」と言われ困惑して、ストーンの家まで車を飛ばして彼に詰め寄る。そこで、ストーンは最初から会った瞬間にキャリーを愛してる事に気付いてアプローチをし始めたと白状する。しかし言っていい事とそうじゃない事の区別もつかんこの男。途中「君と結婚しようと思う男なんてこの先あらわれるわけがない!」とか「バージンには興味ない!」とか散々キャリーが傷つく言葉を投げつけた挙句に、謝りもしない。地獄に落ちろストーン。キャリーは、最初から最後まで心底良い子で、誰に対しても親切で公平で愛情深い子。ストーンの事はさっさと見限って欲しい。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください