
涙色の聖夜に愛は
ハーレクイン・イマージュ 2590
ソフィー・ペンブローク / 琴葉かいら
2019年11月22日
ハーパーコリンズ・ジャパン
730円(税込)
小説・エッセイ / 新書
私の愛も死んだと思っていた。 あなたに愛されないとわかったときに。 クリスマス間近、マリアは愛する息子を連れて、 かつて夫セブと過ごしたカッターネオ家の別荘を訪れた。 仕事第一の大富豪実業家の彼に耐えられず、家を出て1年。 それでもここにやってきたのは、クリスマスを家族で祝うためだ。 夫が最近、両親を亡くしたうえ、存在すら知らなかった兄に 会社の経営権を突然奪われたことも、気にかかっていた。 家族の大切さを思い知ったというセブは、マリアに復縁を求めた。 そして、以前とは変わって家族のために努力する夫の姿に、 マリアはかつての想いを取り戻しかけるーーまさかイブの日に、 置き手紙一つでまた置き去りにされるとは思いもせず。 イタリア大富豪一族の3兄妹を描いたミニシリーズ〈カッターネオ家のクリスマス〉もついに最終話。第1話『摩天楼のシンデレラ』の主人公である長男レオの出現で、人生が激変した次男セブ。彼の不器用な愛を、イマージュの話巧者S・ペンブロークが綴ります。
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