略奪者に囚われて
再会に乾杯2
シルエット・スペシャル・エディション
アネット・ブロードリック / 庭植奈穂子
2005年3月31日
ハーパーコリンズ・ジャパン
737円(税込)
小説・エッセイ / 新書
その肖像画は、憎しみから生まれた。画家のケリーは、父の会社を奪い死に追いやったドミニク・チャカリスへの憎悪をカンバスに叩きつけた。彼の冷酷さをあますことなく表した肖像画は噂になり、やがてドミニク本人の知るところとなる。彼は電話をかけてきて、話したいことがあると食事に誘った。肖像画を描き始めてから、ケリーは寝ても覚めても彼のことが頭から離れなかった。会って憎しみを直接ぶつけるまたとないチャンスかもしれない。ケリーは彼と対決することに決め、誘いを受け入れた。
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