逃げだした愛人

ハーレクイン・セレクト 454

ジュリア・ジェイムズ / 茅野久枝

2017年2月20日

ハーパーコリンズ・ジャパン

682円(税込)

小説・エッセイ / 新書

ロンドンの玩具店で、アンは驚きのあまり言葉を失った。4年前に手放した、唯一の肉親である幼い甥とでくわしたのだ。甥は姉とギリシア財閥の次男との間に生まれた子で、生後まもなく両親が事故死したため、アンが引き取った。ところがある日突然、財閥の長男ニコスが訪ねてきて、百万ポンドの小切手を置くと、強引に甥を連れ去ったのだった。二度と会わない約束だったけれど、こんな形で再会するなんて。数日後、またしてもニコスが突然やってきて、厳めしい顔でアンに告げた。「一緒にギリシアへ来てくれ」甥だけでなく、今度は私まで強引に連れ去ろうというの?

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Readeeユーザー

金で相手を買えると思ってる傲慢男

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0.8 2017年05月30日

甥を引き取る為に金にものを言わせて、ヒロインのアンを身持ちの悪い女扱いした挙句、再会してから愛人にしたいとほざく最低男ニコス。実際にアンの姉は金のためにニコスを誘惑してその次の日に、ニコスの弟と付き合った。なのでニコスが、その妹も金の亡者と思っても仕方ないかも。アンたち姉妹は天涯孤独で、里親を転々としていて最後に落ち着いた里親の父も、アンの姉に性的なイタズラを二年間やってアンの姉は「男は信用できない、次からは私が搾取する」と考えていたのかも。アンは姉が守ってくれていたのでその影響を受けずに純粋な女性に育った。四年前にニコスから受け取った小切手は、アフリカの慈善団体に寄付して、最後にアフリカの慈善団体に教師として派遣される…ところにニコスが現れて「次は母をたぶらかしたのか!」とほざく。ニコス母は、単に慈善団体に寄付しただけ。最後にニコスが「愛だよアン」とかぬかしてもう意味わからん。ニコスくたばれ。

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