純粋な幸福

辺見庸

2019年9月7日

毎日新聞出版

2,200円(税込)

人文・思想・社会

「反社」上等! われらを毀損してくるものを、倍返しで冒瀆せよ。 蔓延する同調圧力の重しの底から、突如、沸きおこる不謹慎な哄笑、爆笑。お下劣な言葉の芸術的な切り結び。一読してゲラゲラ笑える、泣ける、考えさせられる。これは、詩文か哲学かアジテーションか? 破格の超快作が登場。 カール・マルクスからドナルド・トランプまでが顔見世興行。コンフォーミズム(遵法主義、体制順応主義)と全面「おためごかし」の現在を食い破り、目眩く言葉の乱舞に「純粋な幸福」の在処をさがす 1 夜がひかる街    おばあさん/グラスホッパー/屁/アキノウナギツカミ/夜がひかる街 2 あの黒い森でミミズ焼く    あの黒い森でミミズ焼く 3 骨    声/路地/馬のなかの夜と港/骨 4 純粋な幸福    1 番う松林    2 市内バス    3 火事    4 点滅

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(2

starstar
star
2.3

読みたい

1

未読

0

読書中

0

既読

3

未指定

3

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください