グリーン・ツーリズム実践の社会学

青木辰司

2004年2月29日

丸善出版

1,980円(税込)

ビジネス・経済・就職

わが国にグリーン・ツーリズムの理念や政策が導入されて、早10年の歳月が経過した。量的拡大から質的な充実へ、行政主導から関係機関の連携へ、リーダー依存から専門的職員の確保による確かな運営へー当初、西欧初発の理念の導入に抵抗感が多かった農家や地方行政現場においても、ここ数年の間に大きな転換が見られる。本書では、こうした視点から、高い実践志向をもつ農家や住民・行政担当者をはじめ、都市側で真摯にその理念を共有しようとしている学生・大学院生や関連業界の人々にとって、グリーン・ツーリズムの単なる啓蒙・概説書では知り得ない、示唆に富む議論を展開する。

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