誤差がわかれば実験データがいきる 技術者と科学者のための不確かさ解析
Faith A. Morrison / 重川 秀実 / 吉村 雅満 / 重冨 千紘
2023年8月25日
丸善出版
5,280円(税込)
科学・技術
理工系の学生・院生および技術者・科学者向けの不確かさ解析の入門書・参考書として適したテキスト 実験データを取得した者が、そのデータの信頼性を確信をもって報告するのに必要不可欠な誤差解析を、どのような手法を使って考えるか、そのプロセス、原理と応用を豊富な「例題」を通して体系的に学ぶことができる。 ・ 誤差の見積もりに有用な誤差解析のワークシートを提供 ・ ExcelとMATLABを使用した誤差計算方法を紹介 ・ 誤差解析のための実践的なExcelとMATLAB関数を提供 ・ 「例題」で使用したMATLAB コードを参照できる ・ 数値の不確かさの下限を推定する有効数字の規則など、誤差解析における数学的背景もしっかり解説 ・ 各章末に多数の問題を提供.内容の理解を深められる 1 序論と定義 1.1 正確さと精度 1.2 有効数字 1.3 誤差限界 1.4 不確かさまたは誤差のタイプ 1.5 まとめ 1.6 問 題 2 クイックスタート:反復誤差の基本 2.1 はじめに 2.2 データの抽出 2.3 反復誤差限界 2.4 誤差における有効数字 2.5 まとめ 2.6 問 題 3 読み取り誤差 3.1 読み取り誤差の要因 3.2 標準読み取り誤差 3.3 標準誤差の結合 3.4 読み取り誤差の扱い 3.5 まとめ 3.6 問 題 4 較正誤差 4.1 較正について 4.2 較正誤差の決定 4.3 動作の下限と上限における特別な考慮事項 4.4 較正誤差の扱い 4.5 まとめ 4.6 問 題 5 誤差伝播 5.1 はじめに 5.2 誤差の伝播方法 5.3 誤差伝播ワークシート 5.4 誤差伝播の操作 5.5 まとめ 5.6 問 題 6 モデルフィッティング 6.1 はじめに 6.2 線形モデルの最小二乗法 6.3 多項式モデルの最小二乗法 6.4 最小二乗法の他のモデルへの拡張 6.5 物理学を基礎とするモデルによる最小二乗法 6.6 まとめ 6.7 問 題 付録A 誤差解析のワークシート 付録B 有効数字 B.1 有効数字の定義 B.2 加算,減算,乗算,除算の有効数字への影響 B.3 対数と有効数字 B.4 有効数字の規則の制限事項 付録C 誤差解析におけるMicrosoft Excel 関数 付録D 誤差解析のためのMATLAB 関数 D.1 MATLAB-Excel の表 D.2 選択した例題のMATLAB コード 付録E 統計トピックス E.1 確率密度関数の性質 E.2 古典的な分布 E.3 不確かさと誤差限界の組み合わせ(GUM) E.4 その他の統計トピックス 付録F 経験的モデルの選択 F.1 直線,放物線,および三次関数 F.2 指数関数 F.3 べき乗則 参考文献 索 引
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