変革期における人間と社会
現代社会構造の研究
カール・マンハイム / 福武直
1987年8月31日
みすず書房
6,820円(税込)
人文・思想・社会
『イデオロギーとユートピア』(1929)で知識社会学の確立に貢献したマンハイムが、本書において扱った問題は、自由主義的民主主義社会の危機、ということであった。ナチスの抬頭による政治変動を経験した著者は、社会変動への関心を強く深め、ここに大衆社会における否定的民主化からの救済の道を求めたのである。その道は、自由放任の社会から計画的社会への道であった。あるいは、革命と反革命との間の第三の道といってもよい。この道への確信は、本書において基礎づけられ、彼の死にいたるまで探究されることになる。本書に示された現代の社会構造に対する分析と洞察は、今日いよいよ、われわれに多くのことを教えている。
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