
ゾミア
脱国家の世界史
ジェームズ・C・スコット / 佐藤仁
2013年10月4日
みすず書房
7,040円(税込)
人文・思想・社会
アカ、カチン、フモン、ラフ…様々な人々が独自の社会を築くインドシナ半島の奥地、ゾミア。この深い山中の文化や生業は、国家を回避する戦略だった。世界の自由民たちが息づくグローバル・ヒストリー。国家による管理の無力さを一貫して追及してきた政治学者・人類学者による、壮大なスケールの“もうひとつの国家論”。
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国家の統制から逃れるために移動生活を送る民族。情報網、交通網の飛躍的な発達の中で彼らの生きる道は?
図書情報館で閲覧。 分厚い本で複数の日本人研究者によるが読みやすい訳。 短時間でざっとつまみ読みをしただけなので、以下の解釈は誤りを含む可能性有り。 引用文献は66ページぐらい有り、客観的な資料による記述。 ゾミアとは中国から東南アジアの山岳地帯で、広範な地域を移動しながら暮らす民族で、約一億人にも及ぶとされる。都市部の支配階級、低地のインテリから見て未開、遅れた民族との捉え方だが、国家の支配、束縛を逃れるために意図的に行動しているまでで、したたかな思想、戦略に基づく。だが、第二次世界大戦以降の交通網、情報網の発達した社会には適用できず、現代社会ではいかに国家、体制を使いこなすかということが主眼になってくるとする。
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