
テクストの楽しみ
ロラン・バルト / 鈴村和成
2017年1月26日
みすず書房
3,300円(税込)
人文・思想・社会
「楽しみのテクストーー満足させ、満たし、幸福感を与えるもの。文明からやって来て、文明と決裂することなく、読書の心地よい実践とむすばれるもの」 「歓びのテクストーー放心の状態におくもの、意気阻喪させるもの。読者の、歴史的、文明的、心理的な基底だとか、その趣味、その価値観、その記憶の一貫性を揺り動かすもの」 「テクストの楽しみ。古典。文明。知性。アイロニー。繊細さ。幸福感。伎倆。安全。歓びのテクスト。楽しみは粉々になる。国語は粉々になる。文明は粉々になる」 46の断章から編まれた、“身体の思考”によるロマネスク。テクストを読む=書く主体が、自伝をたずさえてここに戻って来る。「制度のしての作者は死んだ」、「テクストは織物である」といった断言でよく知られたバルト後期の代表作が、達意の新訳によって蘇る。 Affirmation[肯定]/Babel[バベル]/Babil[おしゃべり]/Bords[ボーダー]/Brio[活気]/Clivage[裂け目]/Communauté[共同体]/Corps[身体]/Commentaire[注釈]/Dérive[漂流]/Dire[言う]/Droite[右翼]/Échange[交換]/Écoute[聴いている]/Émotion[情緒]/Ennui[倦怠]/Envers[さかしま]/Exactitude[正確さ]/Fétiche[フェティッシュ]/Guerre[戦争]/Imaginaires[想像界]/Inter-texte[間テクスト]/Isotrope[等方的]/Langue[国語]/Lecture[読むこと]/Mandarinat[特権的知識階級]/Moderne[モデルヌ]/Nihilisme[ニヒリズム]/Nomination[命名]/Obscurantisme[蒙昧主義]/Œdipe[オイディプス]/Peur[恐怖]/Phrase[文]/Plaisir[楽しみ]/Politique[政治的]/Quotidien[日常]/Récupération[回収]/Représentation[表象]/Résistances[抵抗]/Rêve[夢]/Science[科学]/Signifiance[意味の生成]/Sujet[主体]/Théorie[理論]/Valeur[価値]/Voix[声]/訳者解説ーー演者としてのロラン・バルト
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